管理栄養士の稲村なお子さんによる、当科との共同研究論文が『Intestinal Failure』誌に掲載されました。

2026.02.22


 当科の腸管リハビリテーションチームにおいて、長年、管理栄養士として臨床の第一線で活躍されてきた稲村なお子さん(現・尚絅学院大学 准教授)の研究論文が、国際学術誌『Intestinal Failure』に掲載されました。

本研究は、稲村さんが東北大学大学院医学系研究科 運動学分野(永冨良一教授)の博士課程において取り組んだもので、当科との共同研究として進められました。在宅静脈栄養(HPN)管理下にある腸管不全患児を対象に、その栄養摂取量と成長の関連を多角的に解析した非常に貴重な報告です。

 本論文の投稿にあたっては、運動学分野の永冨教授のご退官に伴い、共同研究先である当科の和田基教授が責任著者(Corresponding Author)を引き継ぎ、この度無事に出版の運びとなりました。

管理栄養士としての豊富な臨床経験と、運動学・医工学的な視点が融合した本研究は、腸管不全の子どもたちの健やかな成長を支えるための新たな栄養管理指針として、大きな意義を持つものです。他分野との連携によって生まれたこの成果を、教室員一同心よりお祝い申し上げます。


【論文情報】

  • タイトル: Nutritional intake and growth in children with intestinal failure: An exploratory cross-sectional study

  • 著者: Naoko Inamura, Motoshi Wada, et al.

  • 掲載誌: Intestinal Failure

  • DOI: https://doi.org/10.1016/j.intf.2026.100363

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