多田圭佑先生の研究論文が『Gastro Hep Advances』誌に掲載されました。

2025.09.17

 

2025年9月17日、当教室 多田圭佑先生の論文がGastro Hep Advances誌に掲載されました。

この論文「Cysteine restriction induces ferroptosis depending on the polyamine biosynthetic pathway in hepatic cancer cells」では、システイン制限がマウス肝がん細胞株であるHepa-1に細胞死(フェロトーシス)を誘導することを明らかにし、さらにシステイン-GSH代謝経路およびメチオニン-SAM-ポリアミン代謝経路がフェロトーシスの重要な調節因子であることを証明しました。また、正常肝細胞では同様の反応を認めないことから、システイン制限は肝臓内の正常細胞に影響を与えることなく癌細胞に特異的にフェロトーシスを誘導することで、肝癌の治療に利用できる可能性があると論じています。

 

論文情報:

Tada K, Mitsuyama K, Nishizawa H, Shima H, Muto A, Wada M, Saigusa D, Igarashi K, Cysteine restriction induces ferroptosis depending on the polyamine biosynthetic pathway in hepatic cancer cells, Gastro Hep Advances (2025), doi10.1016/j.gastha.2025.100817 

 

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