東北大学病院 小児外科

小腸移植

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冒頭の葛西による「わが国最初の小児外科診療研究グループ」が取り組んだ研究テーマが乳幼児の輸液でした。当教室はその伝統を受け継ぎ、新生児・小児の代謝・栄養を大きなテーマとしてきました。これが現在の教室の中心的プロジェクトのひとつ小腸移植につながります。小腸はかつて移植の不可能な臓器と考えられていましたが、近年欧米を中心に数多くの小腸移植が行われるようになり、小腸不全症の標準的治療の地位を固めつつあります。わが国における小腸移植は、現時点では、ごく少数の施設でしか行われていない特殊な診療という位置づけですが、当教室では東北大学移植外科および日本全国の専門家と協力体制を築いて積極的に行っており、小腸移植のひとつの拠点施設となっております。またこれと並行して、小腸不全患者の小腸リハビリテーションプログラムを導入し、患者さんの自己小腸の機能を可及的に温存し、小腸移植を免れる例をいかに増やすかについても検討しています。